バイオリン演奏とともに学ぶ英国学 〜関東学院大学での特別講義〜

2025年07月14日

先日、関東学院大学の英国学講座にて、特別講義を担当させていただきました。


前半は名誉教授・小林先生による、英国文化や社会についてのたいへん興味深いお話。

そして後半は私が、イギリスやスコットランドの民謡が、なぜ日本の「小学唱歌集」に取り入れられるようになったのか、その背景についてお話しさせていただきました。


明治時代、日本が音楽教育を通じて西洋文化をどのように受け入れていったのか。

その過程で、スコットランド民謡を原曲とする「蛍の光」や「うつくしき」などが、子どもたちの教材として選ばれていった歴史があります。


講義の中では、実際にバイオリンを演奏しながら、その音楽的な魅力や、歌詞の意味の変遷にも触れ、学生の皆さんと一緒に、音楽を通して異文化を感じる時間を持つことができました。


講座終了後には、小林先生から「黒澤さん、お話がとても上手ですね」と温かいお言葉をいただき、励みになりました。

その後、地下のカフェテリアで教授と受講生の皆さんとご一緒させていただき、アイスクリームまでご馳走になってしまいました。

準備してきたことが形になって、ほっとひと息。アイスが身体に沁みました(^^)
 

今年は大学で講師という貴重な機会をいただき、40歳を目前にまた新しいことに挑戦出来て幸せです。