楽器を教えるということ
2026年02月28日

今日は、私が大切にしている言葉をご紹介させてください。
ピアノ教育でご活躍されている
藤拓弘先生の言葉です。
もともとは「ピアノを教えることは」
という文章ですが、
その想いは、ピアノに限らず、すべての楽器に通じるものだと感じています。
今日は敬意を込めて、
「楽器を教えるということ」
としてご紹介させていただきます。
- 楽器を教えるということは
難しいことを分かりやすく伝えることです。
- 楽器を教えるということは
初めて出会ったときの新鮮さで、毎回向き合うことです。
- 楽器を教えるということは
気づかせて、考えさせることです。
- 楽器を教えるということは
99回同じことを伝えて、100回目に届くと信じることです。
- 楽器を教えるということは
決して子どもの限界を決めないことです。
- 楽器を教えるということは
ほんの僅かな上達を奇跡のように感じることです。
- 楽器を教えるということは
間違えないことよりも大切なことがあると伝えることです。
- 楽器を教えるということは
人と違う音を素敵だと思える子を育てることです。
- 楽器を教えるということは
コツコツ積み上げることの偉大さを伝えることです。
- 楽器を教えるということは
人前に立ち、自分を表現する喜びを伝えることです。
- 楽器を教えるということは
勇気を出して失敗した子どもを、心からほめることです。
- 楽器を教えるということは
明日もう一日がんばってみようと思える力を育てることです。
- 楽器を教えるということは
「あなたはあなたのままでいい」と伝え続けることです。
- 楽器を教えるということは
いつも子どもの期待を少しだけ超える努力を続けることです。
- 楽器を教えるということは
地味な積み重ねの先にしか、子どもの笑顔はないと知ることです。
一生懸命練習してきた自分の経験や、
楽器にかけてきた時間への誇りがあるからこそ、
もっとできるはず、
もっと伸びるはず、
と思ってしまうこともあります。
練習をしない子もいますし、
レッスンが思うようにいかない日もあります。
教えることは、決して簡単ではありません。
でも、そんなときこそ思い出します。
上達だけが価値ではないこと。
すぐにできることだけが素晴らしいのではないこと。
時間がかかる子も、
不器用に見える子も、
その子なりの花の咲き方がある。
私はその咲き方を、信じたいと思っています。
音楽は競争ではなく、
その子自身の人生の一部になるものだから。
生徒さんの小さな一歩を
一緒に喜べる先生でありたいと思います。
いつも大切なお子さまをお預けくださり、
本当にありがとうございます。