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レッスンや演奏の豆知識など綴っています

音楽を学ぶうえで、音符を素早く読む力はとても大切です。音符がスラスラと読めるようになると、楽譜を見てすぐに演奏できるようになり、練習もスムーズに進みます。
さらに、演奏中に次の音符を見逃さず、確実に演奏することができるので、音楽の流れが途切れることなく、美しい演奏が可能になります。

ラヴェルの『ボレロ』は、一度聴いたら忘れられないリズムが特徴的な曲です。この曲で特に重要な役割を果たすのが、スネアドラム。
リズムが曲全体を引っ張りながら、だんだんと音楽が盛り上がっていく様子を感じられます。
驚くことに、スネアドラムのリズムはなんと169回も繰り返されます!単純に見えるかもしれませんが、これを正確に、そして集中力を持って続けることはとても大変です。
まるで音楽の中で時間がゆっくりと進んでいるような感覚を味わえます。
この10月チャレンジは、リズム感を養うだけでなく、集中力や一定のテンポを守るスキルを高める絶好の機会です。

今年の春から中学1年生になった生徒さんが、学校の弦楽部に入部しました。彼女は年中の頃からオリーブバイオリン・ピアノ教室に通ってくださり、長い間バイオリンに向き合ってきました。
小さな頃から一緒に練習を重ねてきたので、成長を間近で見守ってきた私にとって、部活動での活躍の話を聞くのはとても嬉しいことでした。